デイトレード×楽天証券の始め方完全ガイド|手数料無料の仕組みと使いやすいツール

「デイトレードを始めたいけど、手数料が高そう…」「楽天証券ってデイトレに向いているの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?

実は、楽天証券にはデイトレード割引という片道手数料無料の仕組みがあり、1日のうちに取引を完結させるデイトレードに非常に適した環境が整っています。さらに、スマホアプリ「iSPEED武蔵」やPC取引ツール「マーケットスピード」を使えば、情報収集から発注までスムーズに行えるため、初心者でも本格的なデイトレードに挑戦できます。

この記事では、楽天証券でデイトレードを始めるために必要な手数料の仕組み、取引ツールの選び方、具体的な発注方法まで、初心者にも分かりやすく解説していきます。

目次

  • デイトレードとは?楽天証券で始めるメリット
  • 楽天証券のデイトレード割引(デイ割)の仕組み
  • デイトレード割引の手数料計算方法と具体例
  • 楽天証券のデイトレード向け取引ツール
  • デイトレードを始める前に知っておきたい注意点
  • まとめ

デイトレードとは?楽天証券で始めるメリット

デイトレードとは、株式や信用取引において、同じ日のうちに買いと売り(または売りと買い)を完結させる取引手法のことです。別名「日計り取引」とも呼ばれ、ポジションを翌日に持ち越さないため、夜間の株価変動リスクを避けられるという特徴があります。

デイトレードは短期間で利益を狙うため、値動きの大きい銘柄や流動性の高い銘柄を選ぶことが一般的です。そして、デイトレードで成功するためには、手数料の安さ情報の速さ、そして発注のしやすさが欠かせません。

楽天証券がデイトレードに向いている理由

楽天証券には、デイトレードを行う投資家にとって魅力的なポイントがいくつもあります。

  • デイトレード割引で片道手数料無料:「いちにち定額コース」を選ぶと、日計り取引の売却・返済手数料が無料になります。
  • 高機能な取引ツール:スマホアプリ「iSPEED武蔵」やPCツール「マーケットスピード」が無料で利用できます。
  • いちにち信用で手数料ゼロ:信用取引でも当日中に決済すれば、手数料・金利・貸株料がすべて無料です。
  • リアルタイム情報の充実:板情報やチャート、ニュースがリアルタイムで更新され、素早い判断ができます。

楽天証券は、デイトレーダーにとって必要な条件を高い水準で満たしているため、初心者からアクティブトレーダーまで幅広く支持されています。

楽天証券のデイトレード割引(デイ割)の仕組み

楽天証券のデイトレード割引(通称「デイ割」)は、1日のうちに売買を完結させた取引について、売却・返済時の手数料が無料になるサービスです。

デイ割が適用される条件

デイ割が適用されるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 手数料コース:「いちにち定額コース」を選択していること。
  • 取引タイミング:同じ営業日内に、同一銘柄の買付と売却(または新規建てと返済)を行うこと。
  • 対象取引:現物取引および信用取引の両方が対象です。

この条件を満たすと、売却時または返済時の手数料が自動的に無料になります。つまり、片道分の手数料だけで取引が完結するため、デイトレードのコストを大幅に削減できるのです。

いちにち定額コースとは

いちにち定額コースは、1日の取引金額の合計に応じて手数料が決まる料金プランです。デイトレード割引はこのコースを選んだ場合にのみ適用されます。

主な手数料体系は以下のとおりです。

1日の取引金額 手数料(税込)
100万円まで 0円
200万円まで 2,200円
300万円まで 3,300円
以降100万円増えるごとに 1,100円ずつ加算

100万円以下の取引であれば、そもそも手数料がゼロですので、少額から始めたい初心者にも優しい設計です。

現物取引と信用取引どちらも対象

デイトレード割引は、現物取引でも信用取引でも適用されます。信用取引の場合は、「いちにち信用」を活用すると、手数料だけでなく金利や貸株料もゼロになるため、さらにコストを抑えられます。

デイトレード割引の手数料計算方法と具体例

実際にデイトレード割引がどのように適用されるのか、具体的なパターンごとに見ていきましょう。

パターン1:当日買付のA銘柄を当日中に売却した場合(現物取引 買い→売り)

最もシンプルなデイトレードのケースです。

  1. 午前中にA銘柄を50万円分買付
  2. 午後にA銘柄を55万円で売却

この場合、買付時には通常の手数料が発生しますが、売却時の手数料が無料になります。いちにち定額コースで100万円以下の取引なので、買付手数料もゼロ。結果として、往復の手数料が完全に無料となります。

パターン2:前日残高有りのA銘柄を売却し、当日中に買戻した場合(現物取引 売り→買い)

前日以前から保有していた銘柄を売却し、同日中に買い戻すケースです。

  1. 前日から保有しているA銘柄を午前中に売却
  2. 午後に同じA銘柄を買戻し

この場合も、買戻し時の手数料が無料になります。売却時には通常の手数料体系が適用されますが、100万円以下であればゼロです。

パターン3:当日買建てのA銘柄の建玉を当日中に売返済した場合(信用取引 新規買い→売返済)

信用取引で新規に買建てし、同日中に売返済するパターンです。

  1. 午前中にA銘柄を信用新規買い(買建て)
  2. 午後に同じ建玉を売返済

このケースでは、売返済時の手数料が無料になります。さらに「いちにち信用」を利用していれば、金利もゼロです。

パターン4:前日買建玉残高有りのA銘柄を信用売返済し、当日中に信用買建した場合(信用取引 売返済→新規買い)

前日から保有している買建玉を返済し、同日中に再び買建てするパターンです。

  1. 前日から保有している買建玉を午前中に売返済
  2. 午後に同じA銘柄を信用新規買い

この場合も、新規買いの手数料が無料になります。売返済時には通常の手数料がかかりますが、100万円以下であればゼロです。

手数料計算のポイント

デイトレード割引の計算で押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 往復ではなく片道が無料:買付→売却、または新規→返済の2回目が無料になります。
  • 同一銘柄・同一日が条件:異なる銘柄や翌日以降の取引には適用されません。
  • 100万円以下なら完全無料:いちにち定額コースで100万円以下の取引なら、デイ割がなくても手数料ゼロです。

デイトレード割引を活用すれば、取引回数が多くなっても手数料負担を最小限に抑えられるため、利益を最大化しやすくなります。

楽天証券のデイトレード向け取引ツール

デイトレードでは、情報の速さと発注の正確さが勝敗を分けます。楽天証券は、無料で使える高機能な取引ツールを提供しており、初心者からプロまで幅広く対応しています。

スマホアプリ「iSPEED武蔵」でデイトレ革命

iSPEED武蔵は、楽天証券が提供するスマートフォン向け取引アプリの最上位版です。通常の「iSPEED」に比べて、デイトレードに特化した機能が充実しています。

  • フル板表示と即決注文:板情報を一覧で確認でき、直接タップするだけで発注可能。ドラッグ&ドロップ操作で注文価格の変更もスムーズです。
  • リアルタイム更新:株価や板情報がリアルタイムで更新されるため、瞬時の判断ができます。
  • チャート分析機能:複数のテクニカル指標を表示でき、移動平均線やボリンジャーバンドなどを活用した分析が可能です。
  • 無料で利用可能:口座を開設すれば誰でも無料で使えます。

スマホ一台でデイトレードを完結させたい方には、iSPEED武蔵が最適です。

PCツール「マーケットスピード」で本格トレード

マーケットスピードは、PCで使える楽天証券の定番取引ツールです。多画面表示や高度なカスタマイズが可能で、本格的なデイトレーダーに愛用されています。

  • 多画面同時表示:複数銘柄のチャートや板情報を同時に監視できます。
  • 高速発注機能:ワンクリックで注文を出せる「スピード注文」機能があります。
  • 豊富なテクニカル指標:50種類以上のテクニカル指標を利用でき、自分だけのチャート分析が可能です。
  • ニュース・アナリストレポート:最新の市場ニュースやアナリストレポートをリアルタイムで確認できます。

デスクトップ環境でじっくりトレードしたい方には、マーケットスピードが最適です。

便利な発注方法を活用しよう

楽天証券では、デイトレードをさらに効率化するための便利な発注方法が用意されています。

  • 逆指値注文:指定した価格に達したら自動的に注文を出す方法。損切りラインを設定するのに便利です。
  • OCO注文:利益確定と損切りの2つの注文を同時に出し、どちらか一方が約定したらもう一方が自動キャンセルされます。
  • IFD注文:新規注文と決済注文をセットで出す方法。買った後の売却価格をあらかじめ指定できます。

これらの注文方法を使いこなせば、相場に張り付いていなくても計画的な取引が可能になります。

デイトレードを始める前に知っておきたい注意点

デイトレードは短期間で利益を狙える魅力的な手法ですが、リスクも伴います。始める前に必ず押さえておくべきポイントを確認しましょう。

デイトレードのリスクを理解する

デイトレードは、株価の短期的な値動きを利用して利益を狙う手法です。そのため、以下のようなリスクがあります。

  • 価格変動リスク:短時間で株価が大きく動くため、予想と逆方向に動けば損失が発生します。
  • 流動性リスク:出来高の少ない銘柄では、希望する価格で売買できないことがあります。
  • 心理的負担:画面に張り付いて判断を繰り返すため、精神的な負担が大きくなることがあります。

デイトレードを始める際は、損失を許容できる範囲の資金で取引を行い、無理のない範囲でスタートすることが重要です。

信用取引のリスクと注意点

信用取引は、証拠金を担保に資金や株式を借りて取引する仕組みです。レバレッジをかけられるため大きな利益を狙えますが、その分リスクも高まります。

  • 追証(おいしょう)のリスク:含み損が一定額を超えると、追加で証拠金を入金する必要があります。
  • 金利・貸株料の発生:翌日以降にポジションを持ち越すと、金利や貸株料が発生します。(ただし、いちにち信用なら当日決済でゼロ)
  • 損失が元本を超える可能性:レバレッジをかけた分だけ、損失も拡大する可能性があります。

信用取引を利用する場合は、リスク管理を徹底し、損切りルールをあらかじめ決めておくことが大切です。

取引時間とタイミングを意識する

デイトレードでは、取引時間が非常に重要です。国内株式の取引時間は以下のとおりです。

  • 前場:9:00〜11:30
  • 後場:12:30〜15:00

寄付き(9:00)と引け(15:00)は値動きが激しくなりやすいため、初心者は慣れるまで避けた方が無難です。また、昼休み(11:30〜12:30)は取引ができないため、ポジションを持ち越す場合は注意が必要です。

資金管理と損切りルールを徹底する

デイトレードで成功するためには、資金管理損切りルールが欠かせません。

  • 1回の取引で全資金を投入しない:分散投資を心がけ、リスクを分散させましょう。
  • 損切りラインを決める:あらかじめ「◯%下がったら損切り」というルールを決め、感情に流されずに実行しましょう。
  • 利益確定のタイミングを決める:欲張りすぎず、目標利益に達したら確実に利益確定することも大切です。

感情的な判断を避けるためにも、取引前に明確なルールを設定しておくことをおすすめします。

練習と勉強を重ねる

デイトレードはスキルと経験が物を言う世界です。いきなり大金を投じるのではなく、少額から始めて経験を積むことが大切です。

  • デモトレードで練習:楽天証券には専用のデモ環境はありませんが、少額取引で実戦経験を積むことができます。
  • レポートやコラムで学ぶ:楽天証券の「トウシル」など、投資に関する情報サイトを活用して知識を深めましょう。
  • オンラインセミナーを受講:楽天証券では定期的に投資セミナーが開催されており、デイトレードのコツを学べます。

知識と経験を積み重ねることで、デイトレードの成功率を高めることができます。

まとめ

  • 楽天証券のデイトレード割引(デイ割)を活用すれば、日計り取引の片道手数料が無料になり、コストを大幅に削減できます。
  • いちにち定額コースを選択し、100万円以下の取引なら完全に手数料ゼロで取引可能です。
  • iSPEED武蔵やマーケットスピードといった高機能ツールを無料で利用でき、情報収集から発注までスムーズに行えます。
  • 信用取引といちにち信用を組み合わせれば、手数料・金利・貸株料すべてゼロでデイトレードができます。
  • リスク管理と損切りルールを徹底し、少額から始めて経験を積むことが、デイトレード成功の鍵です。

楽天証券は、デイトレードを始めたい初心者から本格的なアクティブトレーダーまで、幅広いニーズに対応できる環境が整っています。まずは口座開設から始めて、少額取引で感覚をつかんでいきましょう。